スターソードをさして

スタドラ16話も良かったですね。
ウテナ黒薔薇編では御影草時が消える時には鳳暁生が電話をかけてましたが、今度は視点が電話をかけられる側にある……ってところでもうやられましたw
榎戸さんのちょっとした仕掛けのようにも思えたり。


前回はYUKIHIROさんコンテでレイニーブルーでしたが、今回の結末もまたマリみて春「パラソルをさして」してて良かったです。


・姉である祥子から離れる訳でもないけれど、瞳子を受け入れられるようになった祐巳
・姉であるマリノから離れる訳でもないけれど、母親を受け入れられるようになったミズノ。


と。マリみても当然この先はあるし、ミズノとマリノも母親と対面するのはこれから。
人生という冒険は続く、ってやつですね。こういう機微を描くところが良いなぁ、と。


今回の田中宏紀さんは戦闘最後からキメ!ということで、これまで前期OPのモーション設計、颯爽登場バンク、後期OPの止めの多い紹介パートとやってきたことと併せて見ると、本作での田中さんは「ポージング」という特徴的な部分で以て作品と関わっている印象を受けました。
野球の時のニチさんとか、今回のスターソードを刺された時のコクピットのヘッドみたいな芝居も良いですけどね。


大塚健さんは最近デジモンクロスウォーズとか再放送でやってたプリキュアSSの48話での原画参加を見てたら、両方で大張さん的な「胸を突き出し貯めてのパンチ」をやってて、今回のスタドラだとレシュバルに「BL影+赤い目」(両目ですけど)をやっていて、何となくオーバリズムを感じる近頃。そりゃあ影響はあるだろう、って話ですがw
しっかり重みを感じさせる仕事は流石メカの人ですね。
(BL影+赤い目については : http://d.hatena.ne.jp/mattune/20100228/1267348638


あー、後力を失ったタクトが素っ裸なのも良かったw
銀河美少年としてのリビドーの他は何も纏わず丸腰で戦ってるんだ、と。ヘッドは仮面をつけたままでしたしね。